時計を落とした後の確認項目
外装・針・時刻の動きを記録する
時計を落とした後は、風防やケースの破損、針、つまみ、ベルトと留め具を確認します。動いているだけで全て問題ないとは限らず、後からずれや止まり方に変化が出る場合もあります。
1. 落とした後の確認のポイント
外れた部品や破片があれば保管し、無理に戻しません。何からどの高さで、どこへ当たったかを記録します。耐衝撃の時計でも、風防や固定部に異常がないかを見ます。

ひびや部品の緩みがある状態で、水へ触れさせたり着け続けたりしないようにします。時刻のずれ、異音、操作の変化があれば点検を相談します。作業前の写真と型番が、症状を伝える手がかりです。
時計を落とした後は、風防やケースの破損、針、つまみ、ベルトと留め具を確認します。
2. 衝撃への強さにも範囲がある
耐衝撃は、衝撃を受けたときに時計を守る工夫や性能です。落下や打撃など、どんな力でも無傷で耐えるという意味ではありません。想定する使い方と注意事項を確認します。

時計を投げたり、丈夫さを確かめるために落としたりする必要はありません。運動では、接触、振動、手首の動きも考えます。強く当てた後は、針、風防、留め具の状態を見て、異常があれば点検を相談します。
「想定する衝撃と現在の状態」を確認することがポイントです。
3. 今の状態を部分ごとに見る
時計の状態は、ケース、風防、文字盤、針、ベルト、動作などへ分けて見ます。きれいという一言だけでは、傷の場所や部品の変化まで分かりません。写真と説明を合わせます。

傷やさび、曇り、表示の欠け、つまみや留め具の動きなどを確認します。外観がきれいでも、内部の整備が済んでいるとは限りません。反対に、傷があるだけで動作も悪いとは決まらないので、項目を分けて記録しましょう。
「部位別の外観と動作」を確認することがポイントです。
4. 変化を記録して相談する
時計の点検では、いつから、何が、どんな場面で変わったかが手がかりになります。止まる、ずれる、音が違う、留め具が外れやすいなど、気付いたことを短く書き出します。

型番、使用年数、最後の電池交換や修理の記録、症状の写真を用意します。原因を自分で一つに決めず、分かる事実を伝えましょう。修理を頼む前に、見積もりと、部品交換の範囲を確認すると判断しやすくなります。
「症状と過去の作業記録」を確認することがポイントです。
5. 自分の時計で確かめよう
まず「想定する衝撃と現在の状態」、次に「部位別の外観と動作」、最後に「症状と過去の作業記録」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。
言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。
一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。