運動中に腕時計を使うときの確認事項

競技と製品の使用条件

運動で時計を使うときは、競技の規則と、時計の用途を両方確認します。汗、水、衝撃に対応する仕様があっても、相手へ当たる競技で装着を認められるとは限りません。

1. 運動中の時計のポイント

計測したいなら、走行時間、区間、残り時間などを先に決めます。ボタンを押せるか、表示が読めるか、ベルトが緩まないかも見ます。センサー付きは指定の装着位置を確認しましょう。

運動中の時計を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 運動中の時計を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

競技中の安全とルールを優先し、必要なら外します。丈夫さを試すために衝撃を与えないようにします。使った後は汗を残さず、留め具や接続部へ変化がないかを確かめましょう。

運動で時計を使うときは、競技の規則と、時計の用途を両方確認します。

2. 衝撃への強さにも範囲がある

耐衝撃は、衝撃を受けたときに時計を守る工夫や性能です。落下や打撃など、どんな力でも無傷で耐えるという意味ではありません。想定する使い方と注意事項を確認します。

衝撃への強さにも範囲がある。代表的な時計を例に示した図です。
図2 衝撃への強さにも範囲がある。代表的な時計を例に示した図です。

時計を投げたり、丈夫さを確かめるために落としたりする必要はありません。運動では、接触、振動、手首の動きも考えます。強く当てた後は、針、風防、留め具の状態を見て、異常があれば点検を相談します。

「想定する衝撃と現在の状態」を確認することがポイントです。

3. 経過時間と残り時間を使い分ける

ストップウォッチは、始めてからの経過時間を数えます。タイマーは、先に決めた時間から残りを数えます。何分かかったかを知るか、一定時間で区切るかで使い分けます。

経過時間と残り時間を使い分ける。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図3 経過時間と残り時間を使い分ける。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

設定できる単位、測れる上限、音や振動の知らせ方は時計ごとに違います。別の画面に戻しても動くか、ゼロの後に繰り返すかも確認します。必要な記録を残してからリセットしましょう。

「数え方・単位・終了後の動作」を確認することがポイントです。

4. まず柔らかい布で汚れを取る

日常の手入れは、時計の案内に合う柔らかい布で、汗や汚れをやさしく取ることが基本です。硬い砂などが付いたまま強くこすると、表面に傷を付ける場合があります。

まず柔らかい布で汚れを取る。代表的な時計を例に示した図です。
図4 まず柔らかい布で汚れを取る。代表的な時計を例に示した図です。

布を使う作業と、研磨剤で削る作業は別です。色の加工やコーティング、革の部分へ同じ方法を使わず、素材別に確認します。洗う場合は、防水表示だけでなく現在の状態と、洗い方の可否まで確かめましょう。

「拭く方法と素材」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「想定する衝撃と現在の状態」、次に「数え方・単位・終了後の動作」、最後に「拭く方法と素材」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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