接客・サービスの仕事で使う時計

見やすさと音の設定を確認する

接客では、時刻を短い動作で読めることと、周囲を妨げないことを考えます。制服や作業、身だしなみの規則がある場合は、職場の案内が基準です。

1. 接客で使う時計のポイント

文字の大きさと針の色、自然な腕の角度を確認します。アラーム、時報、操作音、スマートフォン通知が別設定なら、一つずつ見ます。機能を切ったつもりでも、別の音が残る場合があります。

接客で使う時計を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 接客で使う時計を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

水仕事や衛生管理、機器を扱う場面では、装着できるかを先に確認します。仕事用らしい見た目だけで用途を判断しません。使える時計なら、袖や手へ当たらず、手入れを続けられる物を考えましょう。

接客では、時刻を短い動作で読めることと、周囲を妨げないことを考えます。

2. 時の位置を示す目印を知る

文字盤の数字や棒の目印を、インデックスと呼びます。バーは棒、アラビアは1・2・3などの数字、ローマンはI・V・Xなどの数字を使う見せ方です。

時の位置を示す目印を知る。代表的な時計を例に示した図です。
図2 時の位置を示す目印を知る。代表的な時計を例に示した図です。

数字の種類だけでなく、針との長さの関係や背景との色の差も見ます。12時の向きが分かるか、分の目盛りが読めるかを、腕に着けた角度で確かめると使いやすさを考えられます。

「針と目印の見分けやすさ」を確認することがポイントです。

3. 使う場面を先に決める

時計を比べるときは、どこで何をしたいかを一つ書き出します。時刻を見る、経過時間を測る、水辺で使うなど、目的によって必要な表示と機能が変わります。

使う場面を先に決める。代表的な時計を例に示した図です。
図3 使う場面を先に決める。代表的な時計を例に示した図です。

欲しい機能を増やす前に、毎日使うものと時々使うものを分けます。読みやすさ、操作のしやすさ、大きさ、手入れの手間も並べてみましょう。見た目の印象と、実際に使える条件をセットで確かめます。

「使う場面と必要な機能」を確認することがポイントです。

4. まず柔らかい布で汚れを取る

日常の手入れは、時計の案内に合う柔らかい布で、汗や汚れをやさしく取ることが基本です。硬い砂などが付いたまま強くこすると、表面に傷を付ける場合があります。

まず柔らかい布で汚れを取る。代表的な時計を例に示した図です。
図4 まず柔らかい布で汚れを取る。代表的な時計を例に示した図です。

布を使う作業と、研磨剤で削る作業は別です。色の加工やコーティング、革の部分へ同じ方法を使わず、素材別に確認します。洗う場合は、防水表示だけでなく現在の状態と、洗い方の可否まで確かめましょう。

「拭く方法と素材」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「針と目印の見分けやすさ」、次に「使う場面と必要な機能」、最後に「拭く方法と素材」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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