カシオのヴィンテージ系デジタル時計入門

デザインとシリーズを知る

カシオのレトロなデジタル時計には、昔の雰囲気を生かす現代のモデルと、当時につくられた古い時計があります。CASIO CLASSICなどの案内を見ながら、製造時期とデザインを分けて考えます。

1. カシオのレトロなデジタルのポイント

角形の数字表示、金属調の色、電卓や針と液晶の組み合わせなど、見せ方もさまざまです。似た顔でも機能と大きさが違います。シリーズ名のほか、末尾までの型番と素材を確かめましょう。

カシオのレトロなデジタルの基本を、共通の時計イラストで説明します。
図1 カシオのレトロなデジタルの基本を、共通の時計イラストで説明します。

新しいレトロモデルは、古い時計と全て同じ仕様ではありません。当時物なら、液晶、電池、ボタン、ベルト、修理の可否も確認します。見た目が好きな理由と、今使うための条件を並べると比較しやすくなります。

カシオのレトロなデジタル時計には、昔の雰囲気を生かす現代のモデルと、当時につくられた古い時計があります。

2. 資料は型番と時期をそろえる

カタログや取扱説明書を見るときは、同じシリーズ名だけでなく、型番と資料の時期を確かめます。色違い、販売地域、途中の仕様変更で、細かな説明が違う場合があります。

資料は型番と時期をそろえる。代表的な時計を例に示した図です。
図2 資料は型番と時期をそろえる。代表的な時計を例に示した図です。

当時の新品時の説明と、現在の中古品の状態は別です。写真、寸法、表示、接続部分などを照らし、不一致はそのまま記録します。よく似た別モデルの情報で、不明な部分を埋めないことが調査の基本です。

「資料の型番・時期・対象地域」を確認することがポイントです。

3. 液晶は明るさと角度で比べる

液晶の数字は、背景との明るさの差で見分けます。明るい背景に暗い数字の正転液晶と、暗い背景に明るい数字の反転液晶などがあります。表示技術によって見え方も変わります。

液晶は明るさと角度で比べる。代表的な時計を例に示した図です。
図3 液晶は明るさと角度で比べる。代表的な時計を例に示した図です。

同じ写真の印象だけで決めず、明るい室内、薄暗い場所、腕を自然に向けた角度で確かめます。暗い場所では、ライトの照らす範囲や操作も役立ちます。反転という名前だけで自発光するとは限りません。

「使う角度と明るさ」を確認することがポイントです。

4. ブランド・シリーズ・型番を分ける

ブランドは大きな名前、シリーズは時計のまとまり、型番は仕様を区別する目印として考えます。同じシリーズにも、大きさ、動力、色、ベルトの異なるモデルがある場合があります。

ブランド・シリーズ・型番を分ける。代表的な時計を例に示した図です。
図4 ブランド・シリーズ・型番を分ける。代表的な時計を例に示した図です。

最初は、名前、型番、動くしくみ、大きさ、使う機能の順に並べると整理できます。シリーズのイメージだけで、全機種の防水や機能が同じと考えないようにしましょう。最終的な仕様は、各型番の公式説明で確認します。

「ブランド名と具体的な型番」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「資料の型番・時期・対象地域」、次に「使う角度と明るさ」、最後に「ブランド名と具体的な型番」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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