ハミルトン入門

シリーズの特徴を読むための基礎知識

ハミルトンは、カーキフィールド、カーキアビエーション、カーキネイビーなどの名前から調べられます。ベンチュラ、ジャズマスターなどもあり、姿と機能の異なる時計があります。

1. ハミルトンの基本のポイント

フィールド、航空、海などのデザインの背景を楽しみながら、実際の用途は各型番で確認します。手巻きか自動巻きかなどの駆動方式と、計測や日付などの機能を分けて見ましょう。

ハミルトンの基本の基本を、共通の時計イラストで説明します。
図1 ハミルトンの基本の基本を、共通の時計イラストで説明します。

同じシリーズでも、文字盤と寸法、ベルトが変わります。写真の雰囲気だけで腕への収まりを決めず、縦、横、厚さを見ます。使う場面、操作、整備の手間を合わせると、好きな形を普段使いへつなげやすくなります。

ハミルトンは、カーキフィールド、カーキアビエーション、カーキネイビーなどの名前から調べられます。

2. ブランド・シリーズ・型番を分ける

ブランドは大きな名前、シリーズは時計のまとまり、型番は仕様を区別する目印として考えます。同じシリーズにも、大きさ、動力、色、ベルトの異なるモデルがある場合があります。

ブランド・シリーズ・型番を分ける。代表的な時計を例に示した図です。
図2 ブランド・シリーズ・型番を分ける。代表的な時計を例に示した図です。

最初は、名前、型番、動くしくみ、大きさ、使う機能の順に並べると整理できます。シリーズのイメージだけで、全機種の防水や機能が同じと考えないようにしましょう。最終的な仕様は、各型番の公式説明で確認します。

「ブランド名と具体的な型番」を確認することがポイントです。

3. 手巻きと自動巻きがある

手巻きは、横のつまみを手で回してゼンマイを巻く方法です。自動巻きは、腕の動きで中のおもりを回し、ゼンマイを巻く方法です。どちらも機械式に含まれます。

巻く方法が違っても、ためるのはゼンマイの力です。
図3 巻く方法が違っても、ためるのはゼンマイの力です。

自動巻きの中には、手で巻く機能もあるものがあります。ただし、すべての時計でできるわけではありません。使い始める前に、その時計の巻き方を調べておきましょう。

どの方法でゼンマイを巻く時計なのかを、先に確認します。

4. 腕に載せて大きさを確かめる

ケースの横幅だけでなく、縦の長さ、厚さ、ラグの伸び方を見ます。同じ横幅でも、腕への収まりは変わります。写真の時計を大きく見せて比べるより、実際の寸法をそろえることが大切です。

腕に載せて大きさを確かめる。代表的な時計を例に示した図です。
図4 腕に載せて大きさを確かめる。代表的な時計を例に示した図です。

可能なら自然に腕へ載せ、手首を曲げてみましょう。ケースが飛び出さないか、つまみが当たらないか、袖へ収まるかを確認します。腕の周りの長さだけで決めず、腕の形と時計の裏側の曲がりも合わせて見ます。

「縦横の寸法と腕への収まり」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「ブランド名と具体的な型番」、次に「手巻きと自動巻きがある」、最後に「縦横の寸法と腕への収まり」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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