時計のリューズ位置が違うのはなぜ?基本の配置を知る

時計の基本と用語をやさしく読む

リューズは、時刻合わせやゼンマイの巻き上げに使うつまみです。3時側にあるものがよく見られますが、4時側や左側などに置かれた時計もあります。

1. リューズの位置のポイント

位置は、内部の構造、ほかの機能との並び、腕や手への当たり方、デザインなどに関わります。同じ位置でも、つまみの大きさや周りのガードで、触れやすさが変わります。

リューズの位置を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 リューズの位置を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

位置が違っても、引く段数や回す向きを推測しないことが大切です。腕に着けたまま無理に操作せず、説明書で役割を確認します。手の甲を曲げたときに当たらないかも試してみましょう。

リューズは、時刻合わせやゼンマイの巻き上げに使うつまみです。

2. 横のつまみはリューズ

リューズは、時計の横にある小さなつまみです。引いたり回したりして、時刻や日付を合わせます。機械式の時計では、ゼンマイを巻くために使うものもあります。

横のつまみはリューズ。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図2 横のつまみはリューズ。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

引き出す位置によって、できる操作が変わる時計があります。ねじで固定するタイプもあるので、固いときに無理に引かず、その時計の説明書を見てみましょう。

リューズの動かし方は、時計ごとに確かめます。

3. 腕から外して持つ

巻くときは、時計を腕から外し、落とさないよう安定して持ちます。腕に着けたまま無理な角度で回すより、リューズをまっすぐ扱いやすくなります。

腕から外すと、つまみを扱う位置を確かめやすくなります。
図3 腕から外すと、つまみを扱う位置を確かめやすくなります。

机で行うなら、柔らかい布を敷くと、置いたときの傷を防ぎやすくなります。時計がぬれている場合は、適切に水分を取ってから操作します。リューズの周りに汚れがないかも見ておきましょう。

時計を安定させ、無理な角度から力をかけないようにします。

4. ねじで固定するタイプもある

ねじ込み式のリューズは、使わないときにねじで固定するしくみです。そのまま強く引かず、説明書の方法でロックを外してから操作します。普通のリューズとは、最初の手順が違います。

ねじ込み式では、ロックの解除と、操作後の固定が必要です。
図4 ねじ込み式では、ロックの解除と、操作後の固定が必要です。

ロックを外した状態と、時刻合わせのために引き出した状態は、同じとは限りません。巻くときにどの位置を使うかを確認してください。回らないときに、工具で挟んで動かすことは避けましょう。

固定の方法と、巻く位置を分けて確かめます。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「横のつまみはリューズ」、次に「腕から外して持つ」、最後に「ねじで固定するタイプもある」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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