電池式と充電式の時計は、何が違う?

使い切って交換する電池と、電気をため直す電池

電気で動く時計にも、電池を交換するものと、充電するものがあります。どちらにも電池などの電気をためる部品が入るため、「電池があるか」だけでは見分けられません。使い方の違いを見てみましょう。

1. 電池式は、使い切ったら交換する

ここでいう電池式は、一般的に、使い切った電池を交換して使う時計です。小さな電池が、時計を動かす電気を送ります。なくなった電気を、時計の中で充電し直す方式ではありません。

交換して使う電池のイメージです。適合する種類を確認します。
図1 交換して使う電池のイメージです。適合する種類を確認します。

交換では、種類や番号の合う電池を使う必要があります。防水などの確認も関わるため、時計店やメーカーに相談しましょう。何年ごとかは、時計と使い方によって違います。

交換して使う電池には、その時計に合う指定があります。

2. 充電式は、電気をため直して使う

充電式は、使った分の電気をため直して使う時計です。充電の方法は一つではなく、光を使うものや、専用のケーブルなどを使うものがあります。

専用の充電器を使う時計の例です。方法は製品ごとに違います。
図2 専用の充電器を使う時計の例です。方法は製品ごとに違います。

充電できるからといって、同じ充電器でどの時計も使えるわけではありません。必要な器具や接続の仕方は、説明書で確認します。残りを示す表示があれば、見方も読んでおきます。

充電式は、ため直す方法と対応する器具を確認します。

3. ソーラーも充電する時計の仲間

ソーラー時計は、光を受けて電気をつくり、充電できる電池にためます。光が当たっている瞬間だけ動くのではなく、ためた電気も使います。

ソーラー時計は、光でつくった電気をためて使います。
図3 ソーラー時計は、光でつくった電気をためて使います。

暗い場所に長く置くと、使う電気を補えなくなる場合があります。必要な光と充電時間は機種ごとに違います。明るければどこでもよいと考えず、熱くなる場所を避けることも大切です。

ソーラーも、電気の残りと充電の機会を管理します。

4. 名前だけでなく仕様を見る

クォーツは、水晶のリズムを使って時間を数えるしくみです。電池を交換する時計にも、ソーラーで充電する時計にも使われます。しくみの名前と、電気の得方を分けて見ましょう。

時間を数えるしくみと、電気を得る方法は別の情報です。
図4 時間を数えるしくみと、電気を得る方法は別の情報です。

電源、使用電池、充電などの項目を読むと、必要なお世話が分かります。針があるか、数字で表示するかだけでは区別できないので、型番に対応した仕様を確かめます。

時計の見た目より、電源と充電の説明を基準にします。

5. 止まったときの対処が変わる

交換する電池の時計なら、電池の合図や交換の案内を確認します。充電式なら、まず残りや充電方法を確認します。止まったら必ず同じ対処、と覚えないことが大切です。

電源の種類を確認してから、対応する案内を読みます。
図5 電源の種類を確認してから、対応する案内を読みます。

充電しても回復しない場合などは、電池や内部の不具合も考えます。充電できる電池も、いつまでも同じ性能が続くとは限りません。使用年数や試した方法を記録して相談すると伝わりやすくなります。

電源を知ると、止まったときの確認の順番が分かります。

電池式か充電式かを知ることは、毎日どう使い、どう保管するかを考えるための第一歩です。

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