時計の風防の形を知る

フラット・ドーム・ボックスの違い

フラットは平らな面、ドームは丸くふくらむ形、ボックスは縁が立ち上がる箱のような形の風防です。透明な部分の輪郭でも、時計の表情が変わります。

1. 風防の形のポイント

横から見ると、盛り上がりや縁の形が分かります。角度によって針や目盛りが曲がって見えたり、反射が違ったりする場合があります。素材の種類と、形の種類は別に確認しましょう。

風防の形を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 風防の形を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

高く出た風防は、時計全体の厚さや袖への収まりにも関わります。ドームだからアクリルなどと決めず、仕様表の材質を調べます。ひびや欠けの点検では、縁も忘れずに見ましょう。

フラットは平らな面、ドームは丸くふくらむ形、ボックスは縁が立ち上がる箱のような形の風防です。

2. 透明なカバーの素材を見る

針や文字盤の上にある透明なカバーを、風防やガラスと呼びます。サファイア、ミネラルガラス、アクリルなどの素材があり、傷への強さや形の表情に違いがあります。

透明なカバーの素材を見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図2 透明なカバーの素材を見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

表面が硬いことと、どんな衝撃でも割れないことは別です。表面の加工も扱い方に関わります。傷やひびがある場合は、材質を確かめ、無理に磨いたり薬剤を使ったりする前に相談しましょう。

「風防の素材と加工」を確認することがポイントです。

3. 大きさは、横幅と厚さを見る

ケース径(けい)は、主に本体の横方向の大きさです。厚さは、時計を横から見たときの高さです。mmはミリメートルのことで、1cmは10mmです。

横の大きさと厚さは、別の数字です。寸法は説明用の例です。
図3 横の大きさと厚さは、別の数字です。寸法は説明用の例です。

大きさの測り方や、リューズを含むかどうかは、説明を確認します。重さも着け心地に関わります。数字だけでなく、手首に載せた感じを想像してみましょう。

横幅・厚さ・重さを、一緒に見ると大きさをつかめます。

4. 文字盤と針で、時間を読む

数字や目印が並ぶ面を、文字盤(もじばん)といいます。その上を針が動き、今が何時かを知らせます。短い時針は「時」、長い分針は「分」を示すのが基本です。

短い時針と長い分針を、目印に合わせて読みます。
図4 短い時針と長い分針を、目印に合わせて読みます。

時の位置を示す数字や棒の目印は、インデックスと呼びます。細かい線は、分や秒を読むための目盛りです。針が何本あるか、どの針が何を示すかは、時計によって違います。

針の長さと目印を、一緒に見ると時刻が分かります。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「風防の素材と加工」、次に「大きさは、横幅と厚さを見る」、最後に「文字盤と針で、時間を読む」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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