時計のケース素材を比較
ケースは時計の中身を守る外側の入れ物です。ステンレス、チタン、樹脂などが使われます。素材の名前と、表面の色や仕上げを分けると特徴をつかみやすくなります。
ケースは時計の中身を守る外側の入れ物です。ステンレス、チタン、樹脂などが使われます。素材の名前と、表面の色や仕上げを分けると特徴をつかみやすくなります。
風防は、文字盤と針の上を覆う透明なカバーです。サファイア、ミネラルガラス、アクリルなどがあり、傷、衝撃、形のつくりやすさに違いがあります。
ベゼルは、ガラスの周りのふちにある部品です。時計の顔を形づくるほか、目盛りや色を持たせる場合があります。見た目と、使う機能を合わせて見てみましょう。
チタンは、時計のケースやベルトに使われる金属です。同じ体積のステンレスと比べて軽いことなどが特徴ですが、時計全体の重さは部品の形や大きさにも左右されます。
鏡面は、鏡のように光を反射する表面です。ヘアラインは細い筋目を見せる仕上げ、サテンは落ち着いた光沢の仕上げとして使われる呼び方です。名称の範囲は製品説明も確認します。
樹脂ケースは、プラスチック系の素材を使った時計の外装です。色や形をつくりやすいことが特徴です。樹脂という大きな区分の中にも、さまざまな材料と配合があります。
時計のセラミックは、硬さや色、光沢を生かす外装素材です。陶器のお皿と同じ性質だと考えず、製品に使う種類と構造を確認します。ケースやベゼルなどで使われます。
PVDは、空気をほとんどなくした場所などで薄い膜を付ける方法の区分です。IPはイオンプレーティングという方法、DLCはダイヤモンドに似た性質を持つ炭素の膜を指します。同じ種類の名前ではありません。
金無垢は、その部品自体に金の合金を使ったものです。金張りは金の層を重ねたもの、金メッキは表面へ金の薄い層を付けたものです。金色が同じでも構造は違います。
カーボンは炭素に関係する材料の呼び方です。時計では、炭素繊維を樹脂と組み合わせるなど、複数の方法で外装へ使います。黒い見た目だけでは材料を判定できません。
ラウンドは丸、スクエアは四角を基本とする形です。トノーは樽のように中央がふくらんだ形の呼び方です。ケースの輪郭は、時計の印象と腕への載り方に関わります。
ラグは、ケースから出たベルトを支える部分です。一般的な時計では、向かい合う突起の間にベルトを入れ、バネ棒などで固定します。形や長さは着け心地にも関わります。
リューズガードは、横のつまみの周りに設けた保護の形です。突起が衝撃を受けにくくするなどの役割を持ちます。つまみをねじで固定するしくみとは別です。
シースルーバックは、裏側の透明な部分から中のしくみを見られる構造です。歯車やローター、部品の仕上げなどを楽しめます。透明な蓋でも、開ける必要はありません。
時計のラグは、ケースと一体に形づくられるものと、別の部品を取り付けるものがあります。どこからどこまでが同じ部品かを見ると、外装の設計を理解しやすくなります。
プッシャーは、時計の側面などにある押しボタンです。クロノグラフの計測、画面切替、ライトなどに使われます。位置が同じでも、時計によって役割は違います。
無反射コーティングは、風防の光の反射を減らし、文字盤を見やすくするための薄い膜です。すべての反射を完全になくすという意味ではありません。
フラットは平らな面、ドームは丸くふくらむ形、ボックスは縁が立ち上がる箱のような形の風防です。透明な部分の輪郭でも、時計の表情が変わります。
文字盤には、隕石を使うメテオライト、貝の内側などを使うシェル、天然石などの素材があります。色や模様の個性を楽しむ装飾で、すべて同じ表情にはなりません。