ラウンド・スクエア・トノーとは?時計のケース形状の種類

ケース・外装をやさしく読む

ラウンドは丸、スクエアは四角を基本とする形です。トノーは樽のように中央がふくらんだ形の呼び方です。ケースの輪郭は、時計の印象と腕への載り方に関わります。

1. ケースの形のポイント

同じ横幅でも、四角いケースは面積の感じ方が変わります。縦の長さや角の形、裏側の曲がりも見ると、写真だけでは分からない着け心地を考えられます。

ケースの形を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 ケースの形を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

形の名前だけで似た大きさと決めず、縦、横、厚さを確認します。リューズやラグまで含むかも仕様で異なるので、測る範囲をそろえて比較しましょう。

ラウンドは丸、スクエアは四角を基本とする形です。

2. 大きさは、横幅と厚さを見る

ケース径(けい)は、主に本体の横方向の大きさです。厚さは、時計を横から見たときの高さです。mmはミリメートルのことで、1cmは10mmです。

大きさは、横幅と厚さを見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図2 大きさは、横幅と厚さを見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

大きさの測り方や、リューズを含むかどうかは、説明を確認します。重さも着け心地に関わります。数字だけでなく、手首に載せた感じを想像してみましょう。

横幅・厚さ・重さを、一緒に見ると大きさをつかめます。

3. ケースは、中の部品を入れる体

ケースは、時計の本体の部分です。時間を数えるための部品や、針(はり)などを中に収めています。丸い形だけでなく、四角い形のケースもあります。

時計の外から見える、主な部品の位置です。
図3 時計の外から見える、主な部品の位置です。

針の上にある透明なカバーは、風防(ふうぼう)やガラスと呼びます。その周りのふちがベゼルです。ケース、風防、ベゼルが一緒になって、時計の顔を形づくっています。

ケースは本体、風防は透明なカバー、ベゼルはその周りのふちです。

4. ベルトの取り付け幅を知る

ベルトを支える二本の突起がラグです。ラグの内側の幅は、交換用ベルトを選ぶ基本になります。ケース全体の横幅や、留め具側の幅とは、測る場所が違います。

ベルトの取り付け幅を知る。代表的な時計を例に示した図です。
図4 ベルトの取り付け幅を知る。代表的な時計を例に示した図です。

幅が合っても、厚みや先端の形、バネ棒の位置などで使えない場合があります。ケースに合う専用部品を使う時計もあるため、寸法だけで決めず、型番と取り付け方式を合わせて確認します。

「内側の幅と取り付け方式」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「大きさは、横幅と厚さを見る」、次に「ケースは、中の部品を入れる体」、最後に「内側の幅と取り付け方式」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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