耐磁表示のA/m・ガウス・テスラとは?単位の読み方

防水・耐久性をやさしく読む

A/mはアンペア毎メートル、Gはガウス、Tはテスラと読みます。時計の耐磁性能で見かけますが、A/mとG・Tは、もともと違う種類の量を表す単位です。

1. 磁気の単位のポイント

磁気の強さを表すTとGでは、1Tは10,000Gです。時計の案内で4,800A/mが約60Gと示される例は、空気中などの対応関係によります。数字だけを同じ単位だと思って比較しないようにします。

磁気の単位を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 磁気の単位を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

単位をそろえることに加え、試験の条件と時計の方式を確認します。大きい数字なら、どんな物へ密着しても大丈夫という意味ではありません。日常では、磁石から離して使う注意も守ります。

A/mはアンペア毎メートル、Gはガウス、Tはテスラと読みます。

2. 磁石を含む物から離して置く

時計は、近くの磁気によって進み方が変わったり、一時的に止まったりする場合があります。磁石付きの留め具や、スピーカーなど、身の回りの物にも磁気を出す部分があります。

磁石を含む物から離して置く。代表的な時計を例に示した図です。
図2 磁石を含む物から離して置く。代表的な時計を例に示した図です。

耐磁という仕様にも、対応する範囲があります。どんな磁石へ密着させてもよいという意味ではありません。時計と機器の注意事項を読み、時刻のずれが続くなら置き場所と症状を記録して相談します。

「周りの磁石と置き場所」を確認することがポイントです。

3. 何の力で動くかを調べる

機械式、クォーツ、ソーラーなどの言葉は、時計のしくみや電源を知る手掛かりです。機械式はゼンマイの力を使い、クォーツは電気と水晶のリズムを使います。

ゼンマイを使う時計と、電気を使う時計を分けて見ます。
図3 ゼンマイを使う時計と、電気を使う時計を分けて見ます。

ソーラーは光から電気をつくる方法で、よくあるソーラー時計もクォーツの仲間です。巻き方、電池の交換、充電のどれが必要かを考えると、毎日の使い方が想像できます。

しくみの名前を、日々のお世話の方法につなげましょう。

4. 型番から説明書を探す

メーカーの公式サイトには、説明書を探すページが用意されていることがあります。時計の型番や、中のしくみの番号を使って探します。何を入力するかは、そのページの案内を読みます。

時計で文字を確認し、対応する説明書を探す流れです。
図4 時計で文字を確認し、対応する説明書を探す流れです。

見つかった説明書では、リューズやボタンの数、表示の並びなども確認します。見た目の似た別モデルの説明書を、すぐ自分の時計のものと決めないことが大切です。

時計の番号と、説明書の対応を確かめてから読みます。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「周りの磁石と置き場所」、次に「何の力で動くかを調べる」、最後に「型番から説明書を探す」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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