腕時計用語集

初心者が最初に覚えておきたい言葉

時計の用語は、外側、中のしくみ、表示、使い方の四つに分けると覚えやすくなります。一度に暗記するより、自分の時計のどこを指す言葉かを探してみましょう。

1. 最初に覚える時計用語のポイント

ケースは本体の入れ物、文字盤は時刻を読む面、リューズは横のつまみです。ムーブメントは中のしくみ、クォーツは水晶のリズムを使う方式、パワーリザーブはためた力で動ける時間の目安です。

最初に覚える時計用語を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 最初に覚える時計用語を理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

言葉を覚えたら、型番、表示方式、動力、ベルト素材を一行ずつ書いてみます。分からない部分は空欄にして調べれば十分です。似た名前を、自分の時計の確認につなげて使いましょう。

時計の用語は、外側、中のしくみ、表示、使い方の四つに分けると覚えやすくなります。

2. ケースは、中の部品を入れる体

ケースは、時計の本体の部分です。時間を数えるための部品や、針(はり)などを中に収めています。丸い形だけでなく、四角い形のケースもあります。

ケースは、中の部品を入れる体。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図2 ケースは、中の部品を入れる体。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

針の上にある透明なカバーは、風防(ふうぼう)やガラスと呼びます。その周りのふちがベゼルです。ケース、風防、ベゼルが一緒になって、時計の顔を形づくっています。

ケースは本体、風防は透明なカバー、ベゼルはその周りのふちです。

3. 時計を動かすしくみのまとまり

時計の外側には、ケースやベルトがあります。その内側で働く部品のまとまりが、ムーブメントです。たくさんの小さな部品が協力して、時計を動かしています。

外側のケースの中に、時計を動かす部品が収まっています。
図3 外側のケースの中に、時計を動かす部品が収まっています。

時計の「心臓部」とたとえることもあります。ただし、一つの部品だけを指す言葉ではありません。力を伝える部品、速さを整える部品などが、組み合わされています。

ムーブメントは、時計の中で働くしくみのまとまりです。

4. 何の力で動くかを調べる

機械式、クォーツ、ソーラーなどの言葉は、時計のしくみや電源を知る手掛かりです。機械式はゼンマイの力を使い、クォーツは電気と水晶のリズムを使います。

ゼンマイを使う時計と、電気を使う時計を分けて見ます。
図4 ゼンマイを使う時計と、電気を使う時計を分けて見ます。

ソーラーは光から電気をつくる方法で、よくあるソーラー時計もクォーツの仲間です。巻き方、電池の交換、充電のどれが必要かを考えると、毎日の使い方が想像できます。

しくみの名前を、日々のお世話の方法につなげましょう。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「ケースは、中の部品を入れる体」、次に「時計を動かすしくみのまとまり」、最後に「何の力で動くかを調べる」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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