ダイバーズウォッチの逆回転防止ベゼルは何のため?

防水・耐久性をやさしく読む

潜水用時計で使われる逆回転防止ベゼルは、決まった方向にだけ回る構造です。開始位置を分針へ合わせ、たった時間を読むなどの用途があります。どちらへ回るかも確認します。

1. 逆回転防止ベゼルのポイント

代表的な経過時間用の設計では、誤って動いても経過時間を短く見せにくい方向へ回ります。時間が余っていると誤解しにくくする工夫です。目盛りの読み方は、その時計の案内で練習します。

逆回転防止ベゼルを理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。
図1 逆回転防止ベゼルを理解するための図です。実際の形や表示は機種で異なります。

回転するふちがあっても、すべて潜水用とは限りません。固くなったものを工具で無理に動かさず、点検を相談します。時計を使った潜水の判断は、訓練と装備のルールに従って行います。

潜水用時計で使われる逆回転防止ベゼルは、決まった方向にだけ回る構造です。

2. ガラスの周りのふちを見る

ガラスの周りにあるふちが、ベゼルです。時計の見た目をつくるほか、数字や目盛りを持つものもあります。固定されたものと、回転するものがあるので、見た目だけで回せるとは決まりません。

ガラスの周りのふちを見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。
図2 ガラスの周りのふちを見る。表示や外観を見て、型番に合う案内と照らします。

回転する場合も、片方向か両方向か、目盛りが何を表すかを確認します。数字があるから潜水用とは限りません。動きが固いときに、工具でこじったり、自己流で油を注したりすることは避けましょう。

「回る設計かと目盛りの意味」を確認することがポイントです。

3. 水に使う前に用途を確認する

防水の数字は、時計をどんな場面で使えるかと合わせて読みます。水泳、素潜り、空気ボンベを使う潜水は、同じ条件ではありません。数値の換算だけで用途を広げないようにします。

水に使う前に用途を確認する。代表的な時計を例に示した図です。
図3 水に使う前に用途を確認する。代表的な時計を例に示した図です。

リューズの位置やロック、ベルトの素材、現在の時計の状態も確認します。水中操作を認める専用機種の例外もあるため、ボタンの可否は別に調べます。古い時計は、使う前に点検の可否を相談しましょう。

「用途・操作・現在の状態」を確認することがポイントです。

4. 暗い場所で光る方法を知る

蓄光は、光を受けた材料が、暗くなった後もしばらく光を放つしくみです。時間がたつと明るさが弱まります。ボタンで点けるライトは電気を使い、蓄光とは別のしくみです。

暗い場所で光る方法を知る。代表的な時計を例に示した図です。
図4 暗い場所で光る方法を知る。代表的な時計を例に示した図です。

自発光する部品など、別の方式を使う時計もあります。夜光という言葉だけで光る条件を決めず、製品の説明を読みます。針と12時位置を暗い中で区別できるかも、読みやすさに関わります。

「光る方式と条件」を確認することがポイントです。

5. 自分の時計で確かめよう

まず「回る設計かと目盛りの意味」、次に「用途・操作・現在の状態」、最後に「光る方式と条件」を確認します。順番を決めると、似た情報を混ぜずに読みやすくなります。

確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。
図5 確認する項目を、時計の型番と一緒にまとめます。番号は説明用の例です。

仕様に書かれていることと、実際に確かめたことを分けてメモします。分からない部分を推測で埋めず、型番に合う説明書やメーカーの案内を確認しましょう。記録があると、お店に相談するときにも役立ちます。

言葉の意味と、手元の時計の状態を合わせて見ます。

一度に全部覚える必要はありません。図と手元の時計を見比べ、分かったことを一つずつ記録してみましょう。

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